台湾旅行に行く人で「今回は南投に行く!」という方は、あまり多くないかもしれません。
しかし、南投は台湾を代表する日月潭や台湾の軽井沢(だと思っている)清境などを所有し、国内屈指の観光地。
外国人観光客が多くないからこそ、よりローカルな台湾が見られるのではないでしょうか?
ということで、今回は南投の埔里に、超人気の「紹興酒漬けたまご」が食べられると聞き、行ってみました!

ちなみに、わたしは今回が2回目!
前回はたまごが売り切れでした…
そもそも紹興酒(ショウコウシュ)ってなんぞや?

紹興酒漬けたまごが、なんとなくお酒に漬けたことはわかるけど、いまいち紹興酒は知らない人のために、簡単に説明します。
紹興酒は、中国の紹興市で生まれた、もち米を酵母によりアルコール発酵して作ったお酒のこと。
紹興酒はストレートで飲んだり料理に使う事ができますが、台湾では直接飲むよりも、お料理に使う事が多いようです。
例えば、台湾料理で外せない魯肉飯やスープ、海鮮など広い範囲の台湾料理に使われます。
紹興酒を使う事で、より一層深い味わいを出すことができるそうですよ。

紹興酒はアミノ酸やミネラルを豊富に含んでいるため、飲みすぎなければ健康にもいいそう。
参考:Inbaund Blog
埔里酒菸で、紹興酒漬けたまごを探す!

噂の紹興酒漬けたまごを探しに、南投でお酒を製造している「埔里酒菸」にやってきました。

中は「埔里酒菸」を紹介する展示と、商品販売の売店になっています。
入口から入ると、まずは大きなツボが厳重なガラス張りになって展示されています。

ツボを売っているかと思いきや、こちらには高級な紹興酒が入っているらしい!
こちらのお値段は、27万元。
うん。高いですね。


こちらは故宮博物館の白菜をイメージしたのか、小ぶりのツボ。
ちゃんとキリギリス(?)的なものも乗っています。
45,000元とのことでざっくり20万円前後なので、これくらいだとまったく手が届かない商品ではないですね。

普通に買わないけど。
置くとこないし。
でも、台湾のお金持ちはこういうものを、ふら~っと来てサーッと買っていく人がいたりします。(台湾の購買力めちゃ高い)
すごいね。

2階へ行くと、「埔里酒菸」の歴史や紹興酒の紹介スペースになっています。

2階まるまる展示スペースなので、結構なボリュームでした
ついに、紹興酒漬けたまごとご対面


2階から1階に下りてくると、お待ちかねの物販スペースに。
お高いお酒から、台湾ビールなどのカンもの、もちろん紹興酒もたくさん販売しています。

台湾料理を日本で作りたい人は、1本紹興酒があってもいいかも~
ついに、紹興酒漬けたまごコーナーへ!

む!!!!

って、ええ!
残り、これだけ?
この時午後4時くらいだったんですが、2個入りの少数パックは残り3個くらいでした。
写真下の赤いボックスは、20個入りで470元。
さすがに旅行者は20個も玉子食べきれないので、午後の早い時間までには来店したほうがよさそうです。


ちなみに、外には売店もあります。
紹興酒ウインナー(40元)もおいしいので、紹興酒漬けたまごを食べられなかった方はこちらをお楽しみください。

ほのかに紹興酒が、香るよ
ふつうにおいしい
紹興酒漬け玉子を実食

実は現地で1つ食べたのですが、写真撮り忘れたので、家で再度実食。
玉子はカラ付きのまま、パウチにされています。
(殻むくのめんどくさい、、、)

中身は、ほどよく半熟!
そして、大きく鮮やかなオレンジ色の黄身は、いいたまご使ってるんだろうな、、という気持ちにさせてくれます。
たまごを口に含むと、ほのかにお酒の香りと苦みが口に広がります。
お酒の香りは本当にわずかなので、普段強めのお酒を飲まない人でも食べられそうです。
日本では食べたことがない味なので、とっても新鮮でした。

個人的には、味付け玉子のほうが好き笑
でも、経験として食べるのはいいかも。
週末の午後4時くらいには、売り切れてしまう幻のたまごを実食してみました。
南投にお越しの方は、ぜひ食べてみてくださいね。
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