海外在住日本人は、意外と孤独に陥ったりします。
今まで住んでいた日本の学校や会社で築いたコミュニティから完全に離れ、まったく知り合いのいない台湾に長期間住むのはカンタンではありません。
しかも、気軽に顔を出せるコミュニティがないというのは、意外とシンドイです。
2年間台湾での知り合いがほぼうちの台中人(夫)とその友人しかいなかった、内向的な筆者が台湾で友だちを作った具体的な方法をお知らせします。
注)こちらの記事はとても内向的な人向けです。
外交的だと自覚がある方には、まったく役にたちません。ご了承ください笑
・2020年結婚を機に台中に移住
・完全在宅ワークなので、会社の知り合いは皆無
・2年間ほぼ友だちなし生活
・MBTI診断はINTJ(建設家タイプ)
・知らない人がたくさんいる場は好きじゃない
・仲良くなるとよくしゃべる
結論:バドミントンをして、台湾で友だちをつくろう
なんでバドミントンで友だちができるの?って思ったと思います。
実際筆者はバドミントンつながりで、台湾での知り合いや友だちができました。
理由を説明します。
初心者でもやりやすい
台湾では日本と違い、学校の部活動が圧倒的に少ないです。
そのため、社会人になってからバドミントンを始める人が、とても多いです。
もちろん「校隊」といって、学校を代表するバドミントンチームに所属してる人もいます。
大体そういう人は、初心者が来るチームにはほぼいないので、ご安心ください笑
全くやったことがない人は「新手」歓迎のチームを探そう!
台湾の都市ならどこでもできる
2024年パリオリンピックで、台湾チームの男子ダブルが金メダルをとったことで、いちだんとバドミントン熱が高まる台湾。
台湾の主要都市には、スポーツセンターや羽球館(バドミントン施設)でバドミントンができる施設がたくさんあります。
ラケットと靴さえあればすぐ始められる
必要なのはラケットと靴だけ。シャトルは大体チーム内で管理されているので、必要ありません。
室内履きじゃないとコートに入れない場合があるので、靴は室内履きを用意しましょう。
ラケットはスポーツセンターによっては、貸出しも行っています。
言葉があまり必要ない
バドミントンの基本的なルールさえ知っていれば、言葉をあまり必要ありません。
ただ、ゲーム中完全な無言は微妙なので「ナイス!」「ドンマイ!」など簡単なフレーズで声かけすればOKです。
中国語だと「好球(ナイス)」「差一點(おしいね)」と声をかけることが多いかな
共通の話題があるので、無理なく会話ができる
バドミントンという共通の話題で集まっているので、基本的に会話のネタに困りません。
「サーブ上手だね」「バドやって長いの?」など、とても自然に会話が始まります。
もし自分があまり話したくない時には、他の人のバドミントンやっている様子をみたり、スマホを見てれば大体誰も話しかけてきません笑
楽です。
話題探しにワタワタしなくていいの、ほんと助かります笑
幅広い年齢層が参加してる
台湾でバドミントンは年代問わず人気があり、子どもから大人まで、さまざまな年齢層の人が楽しんでいます。
やってる仕事もバラバラだし、年齢もバラバラ。
まったく自分と関りがない人に話を聞けるのも醍醐味のひとつ。
軍人やアート関係まで、普段自分と関りのない世界の人の話を聞けるって楽しい♪
当たり前だけど、周りは全員台湾人
台湾にあるバドミントンチームなので、当たり前ですがメンバーは9.9割台湾人です。
わたしは2人だけ、外国人のプレイヤーさんに会ったことがあります。
台湾の語学学校に行っていると、台湾にいるのにほぼ外国人と一緒という謎の現象が起こりがちなのですが、それもバドミントンで解消できます。
ちなみに在台日本人が集まるバドミントンチームもあるので、不安な方は先にそちらに参加してもいいかも。
運動しリフレッシュできる
バドミントンは激しめの運動なので、汗を流してリフレッシュすることができます。
シンプルですが、意外と重要。
バドミントンチームの探し方
知り合いのいない地で、台湾でバドミントンを始める最も簡単な方法は、Facebookのグループ機能でバドミントンチームを検索することです。
台湾のバドミントンクラブやサークルは、Facebookを使ってメンバー募集をしていることが多いです。
自分の家から近い場所で人の募集があったら、思い切って参加してみましょう!
わたしが参加しているグループを貼っておきますね。
グループで投稿されるチームに自分で応募し、当日体育館へ直接向かいます。
ちなみに、バドミントンのレベルが「台灣羽球推廣協會」によって定められています。
chatGPTに訳してもらいましたので、参考にしてください。
チームに参加する際にレベルを聞かれることもあるので、大体把握しておこう
バドミントンを始めたての方は「新手歓迎」のチームを探すと、安心です。
バドミントンで友だち作りをスムーズにするコツ
バドミントンを通じて友だちづくりのコツと、台湾バドミントン界隈での暗黙の了解をシェアしておきます。
暗黙の了解はわたしも全部わかってるわけではないので、随時更新します!
積極的に声をかける
台湾の人は意外とシャイです。
(特に若い人かな?)
日本人だとわかると言葉が通じないと思って、距離を置かれるなんてことはよくあります。
だから、自分から話かけにいくことが大切です!
簡単でいいのです。
たとえば「サーブ上手!」とか「バドミントンやって長いの?」といったバドミントン関連の話題から入ればOK。
合いそうだったり数回一緒になったら、段々と仕事や趣味の話に移せばOKです!
自分から話しかけるのはドキドキすると思うけど、がんばれ~!
イヤな奴はスルーして、関わらない
ありがたいことに台湾の人は、基本的にフレンドリーです。
でも、いろんな人に会っていると、どうしても「なんかイヤなやつ」に出会う事があります。
理由はいろいろです。
中国語やバドミントンがヘタなことをディスってきたりとかですね。
(相手が無自覚なことも多いからやっかい)
こっちは真剣にやってるのに、失礼だな!!
大体そういうやつは、バドミントンレベルも中級止まりなので、無視して関わらないようにしましょう。
台湾人同士でも「この人とはやりたくない」とか普通にあるので、気にしなくてOKです。
初心者女性へのスマッシュは控えめに
特にバドミントン経験の少ない女性プレイヤーには、強いスマッシュは控えめにしましょう。
強いスマッシュに明らかに対応できていないのに、スマッシュを打ち続けるとほかのメンバーに怒られることがあります。
チームの雰囲気にもよるので、臨機応変に対応してね
シャトルが相手の体に当たったら謝る
これは台湾に限ったことではありませんが、自分が打ったシャトルが相手の体に当たったら、謝りましょう。
礼儀正しくすることで、印象が良くなります。
シャトルは丁寧に扱う
あんな小さなシャトルですが、年々恐ろしいほど値上げしています。
うまくシャトルに当たらないのに強い力でスマッシュばかりしていると、シャトルはすぐ折れます。
スマッシュがうまくできない時は、力を緩めたりクリアに変えたりして、シャトルを大事にしましょう。
チームによっては、シャトルを雑に扱うと嫌がられることもあるので注意!
台湾で気軽に顔を出せるコミュニティを作ろう
繰り返しになりますが、友人や家族と離れ離れになった海外在住の日本人は孤独に陥りやすいです。
孤独でもOKな方なら問題ないですが、そうでない人にとって、孤独は毒です。
メンタリストDaiGoも孤独はタバコより体に悪いと言っています。
バドミントンに行ったからといってすぐに友だちができるわけではありませんが、まず知り合わないことには友だちになれませんので、ぜひ勇気をもって行動してみてください。
気軽に「Hi~」とあいさつできて顔なじみがいるコミュニティがあるだけで、きっと心が少し軽くなるはずですよ。
台中にいる方は、良かったらバドミントン誘ってください~!ただレベルは4くらいでまだまだ初心者ですのであしからず!