こんにちは。
ぶる(@burublog)です。
毎年台湾教育部が募集している、「教育省華語文奨学金」の学習計画の書き方について、コツをまとめていきます。
☑「教育省華語文奨学金」合格経験あり
☑「教育省華語文奨学金」アドバイス経験あり
☑大学の交換留学合格経験あり
☑現役ライター
こんなわたしで恐縮ですが、コツをみなさんにお伝えします!!
「教育省華語文奨学金 」とは?
日本台湾の教育、科学技術及び文化の交流を促進し、双方の交流をはかるために、台湾の教育省が毎年出している返金しなくてよい奨学金のこと。
>>くわしくはこちら
社会人でも台湾留学に安くというか、ほぼ無料で行く方法【経験談】
しかも、さらにすごいのが【語学留学】でも奨学金が出ること。
こんな夢のような、ほんとの奨学金が 「教育省華語文奨学金」 なんです✨
申請に必要な書類一覧
2021年度時点で必要な書類はこちら。
※2021年度の募集は既に終了済
①教育省華語文奨学金申請書
②教育省華語文奨学金承諾書
③日本語の「学習計画書」
書式
● A4 横書きワ-プロ。
●字数:3,000 字程度を標準とする。
●内容:志望する大学名、台湾留学志望の理由、留学中の具体的な学習計画、帰国後の計画(学業、職業を含む)を詳細に記載すること。
④台湾の大学に入学申請した書類
⑤最終出身校の全学年の成績証明書(要認証)
⑥最終出身校の卒業証明書、修了証明書又は在学証明書(要認証)
⑦推薦状
⑧パスポートの写し
(一部抜粋)
見やすくするために、一部抜粋して書いています。必要書類は必ず公式サイトをチェック!
なんと日本語だけで申請でき、面接もない。
まちがいなく神。ありがとう台湾!
これは応募しない理由がまったく見当たりません。
そして、今回は「日本語の学習計画」を書くコツをお教えしますね!
「学習計画」を書く3つのコツ
まず、こちらは最低限な部分として抑えましょう。
・3000字以上は書く。ただし書きすぎない(3000~3500字程度)
・過去のことではなく、留学中の行動や未来のことをメインに1500文字以上は書くようにする
・教育省が指定する内容は盛り込む
(志望する大学名、台湾留学志望の理由、留学中の具体的な学習計画、帰国後の計画)
こちらをしっかり踏まえた上で、計画書を書く3つのポイントをまとめます。
できるだけ簡潔に書く
・話が変わるところは、改行をいれる
・①②③など数字で表せるところは数字で
・【】「」を使う
など、読みやすい文章を書くことを心がけましょう。
実際に、選考スタッフの方は何十、何百という学習計画書を読みます。
想像してみてください。
スキマなくびっっしり書かれた計画書を。
つらみ。
だから、できるだけ読みやすい文章を書くように心がけましょう。
過去・現在・未来をつなげる
計画書を書く時には、
あなたの「過去・現在・未来」を一本の線でつなぐイメージで書きましょう。
過去:台湾人の友人から、台湾の歴史を聞いて台湾に興味を持った
現在:日本語で資料を探すが、限界がある
中国語を勉強し、現地の資料と現地の人に話をききたい
未来:将来は台湾の大学院に進学し、日本人に台湾の歴史を伝える活動をしたい
と、いう感じで過去・現在・未来がつながっていて、その間に台湾留学がないといけないんです!という話のながれになります。
特に、未来はボリューム多め&具体的に書くように心がけましょう。
日本と台湾の交流を促す内容をいれる
「 教育省華語文奨学金 」の募集要項には、以下のとおり書かれています。
台日の教育、科学技術及び文化の交流を促進し、若い世代の相互理解と関心を深めるため、留学を希望する方を募集します。(文章抜粋)
2021 学年度教育省台湾奨学金及び華語文奨学金募集要項より
つまり、教育省としては、日本人と台湾人の文化交流・相互理解を深めるために、この奨学金を募集しているわけです。
だから、日本と台湾の交流が深まるような活動を、学習計画に入れ込むと印象はよくなると考えられます。
・SNSやブログを使って、台湾の現地情報を日本へ発信
・日本人と台湾人の交流会をする
・言語サークルを大学でつくる
わたしは交流会するって書きました
ほんとうに行きたい、という気持ち
最後に「ほんとうに行きたいんです!!」という気持ちを文章にぶつけましょう!
例えば・・
・以上の理由から、国立中山大学を志望する。
・以上の理由から、国立中山大学を、強く志望する。
どうですか?
「強く」と書くだけで、ちょっと印象変わりません?
ほかにも、
・適した環境
・最適な環境
とか細かいところはたくさんありますが、
言い切れるところは思い切って言い切りましょう。
そうすれば、あなたの強い意志が文章で、より伝わりやすくなります。
~と思います、とかモヤッとした表現ばかりにならないように、気を付けよう!
その他の注意点
その他、特に気を付けてほしいことをまとめました。
ほかの人に計画書を見てもらう
今回文章の読みやすさについて、お伝えしましたが、なかなか自分では気づけないもの。
だからこそ、まったく読んだことがない人に読んでもらい、改善点をもらいましょう!
もしできるのであれば、こういった奨学金に合格している人や大学の教授だとよいでしょう。
既にこういったものに触れたことがある、経験したことがある人の意見は強いです。
早めに書き始める
これは大事。
ほんとに。
自分が書くのも大変なんですが、
人に見てもらうとなると、早くても返事が2,3日かかります。
忙しい中、あなたの学習計画書を好意で見てくれているのに、今日中に返事下さい!とかなったら手伝いたくもなくなります・・
わたしは本当にギリギリだったので、みなさんにものすごい迷惑をかけたし、2徹夜くらいして書きました。めちゃツラかったです(笑)
それは自業自得・・w
だから、1月遅くても2月には書き始めましょう。
奨学金の申請は1度のみのチャンス!
奨学金は年齢制限はないものの、応募すると2回目の応募はできません。
また、ここ数年の台湾ブームもあり、応募者数は増えていると思います。
自分ができることは精いっぱいやりきって、奨学金申請をしたいですね。
みなさんの申請が通りますように!
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