日本全国に店舗を構え、超やり手の社長さんにお話を伺った時に「人生でいちばん難しいのは、夫婦関係だ」と言っているのを聞いたことがあります。
全く違うところで生まれ育ち、価値観の違う2人の人間が、多くの時間を共にする夫婦。
きっとどの夫婦もずーーっとケンカせずに、超仲良し!ってことはなくて、
何かしら小さな悩みや、不満などがどの夫婦にもあると思います。
今回は、台湾と日本の国際結婚をしたわたしが「よのなかルールブック」という絵本を見て、これは今後心にとめておきたいな。と思った7つの言葉をまとめました。
「よのなかルールブック」とは?
高濱正伸(たかまさまさのぶ)さんが書かれた絵本のタイトルです。
もとは、これから変化の激しい時代を生き抜くこどもたちの本なのですが、読み進めていくうちに、これ夫婦間にも通じるな・・と感じました。
それでは、さっそく行ってみましょう!
すてきな人に出会えるように、自分も「すてきな人」になる
よく結婚を「ゴールイン」と例える人がいますが、結婚は全くゴール地点ではありません。
むしろスタート地点だと思います。
家族や生活、こどもなど付き合っていた時には、なかった問題がたくさん出現!
結婚して、ふたりの関係も安定すると、カラダの線も気持ちも少しゆるみがち。
お腹もいつの間にかタプタプになり、相手を気遣った言葉もいつの間にか少なくなっている・・。
そんなことって誰でもあると思います。
お互いに「好き!」という感情を持ち続けていたいからこそ、定期的に運動をしたり、相手への感謝の気持ちを思い出したいものです。
よく笑い、よく笑わせる
話題は何でもいいのです。
おいしいものを食べて笑う、どーでもいいバカみたいなことで笑うでもなんでもOK!
笑うと純粋にふたりの時間が楽しいし、健康にもいいです。
国内で行われた調査によると、子どもは1日に平均400回笑うのに対して、20~30歳代では約15回、70歳代は2回しか笑わないという報告が出ています。笑いには血行を促進させて脳の働きを活発にし、自律神経のバランスを整える効果があります。また幸福ホルモンであるセロトニンの分泌によって幸せな気持ちが湧き、痛みの軽減や免疫機能の向上ももたらします。
社会医療法人社団 健生会
つまり、笑えば血行もよくなるし、幸せの気持ちを感じられる幸福ホルモンもでるよってこと。
ちなみにうちの爆笑定番ネタは『言語縛りゲーム』。
あんまり話せない言語がオススメです。
そうすると、罵りあうんだけどぎこちなかったり、なんか変な言い方になってなんだかんだ爆笑します(笑)
うちは、よくこのゲームでお腹痛くなるまで笑ってます(笑)
自分の時間と同じように、相手の時間も大切にする
結婚は独身と違って、ひとりではなくなります。
だから、100%自分勝手に動けないことも当たり前なんですよね。
実は、わたしは朝方で旦那は夜型なんですが、週末の朝に旦那が早く起きてくれなくてよくケンカしていた時期がありました。
でも、価値観の異なるふたりが一緒に住んでるんだから、少しは譲歩してあげないとなー。と思い、
週末の朝はブログ書いたり、仕事したりして、旦那を寝かせてあげるようになってからケンカが減りました。
ちょっと不満に思うことでも、ふたりで譲歩しあうことで、ちょうどいい落としどころを見つけられるといいかな、と思います。
「わかってもらえない」とは言わない
付き合ったり、結婚して一緒にいる時間が長くなると「この人なら、わかってくれるだろう」「言わなくてもわかってほしい」という気持ちが出てきます。
でも、それはまぼろし。
もちろん、友達よりはずっとあなたのことを理解しているはずだから、少しの行動であなたの考えがわかったりすることもあるかもしれません。
でも、それはすべてではありません。
結婚したとしても、性格もバックボーンも違う他人なので、あなたがしっかり口にして言わなければ、わからないこともたくさんあります。
特に、国際結婚は国籍が異なる人同士の結婚なので「日本人の中でなんとなく通じちゃうもの」がありません。
だからこそ、より意識して相手に伝えることが大切なのです。
自分とは違う意見にも、素直に耳をかたむける
一緒に生活をしていると、相手のいいところばかりだけでなく、微妙なところまで見えてきます。
特に、国際結婚だと価値観の違いは日本人同士より多いかもしれません。
どんな意見でも、全面否定されたら悲しいですよね。
他人ならまだしも、一緒に生きることを決めた人に頭ごなしに全面否定されるのはうれしくないはず。
だからこそ、「はあ!?」と思うような意見が仮に飛び出たとしても、まずは「そうなんだ」と言ってあげてほしいのです。
そのあと、ご自身がどう思うかを伝えたらいいと思うのです。
「自分はひとりで生きられる」なんて勘違いはしない
既に結婚されている方は、お付き合いの期間と結婚の期間合わせてかなりの時間を一緒にいると思います。
きっと楽しい時も、つらかった時も一緒に乗り越えてきたはず。
旦那がいたからこそ、今のわたしがあります。
旦那に限った話ではなく、家族、友達。
みんなそうです。
いろんな人との関わりが「わたし」を作りあげています。
誰でも、たった一人では生きていけないんですよね。
まず自分が幸せになって、それから人を幸せにする
「自分がこころに余裕がないのに、他人にやさしくしろ」というのは誰でも難しいもの。
自分が幸せで、ある程度満たされてるからこそ、人にやさしくできます。
だからこそ、自分で自分自身を幸せにしてあげることはとっても大事!
旦那や誰かがあなたを幸せにするのを待つのではなく、自分自身で楽しい、嬉しい、幸せ、そんな気分になってみてください。
そうすれば、旦那さんにも優しくできるし、旦那さんは笑顔のあなたを見て、にっこり笑顔になるはず。
まとめ
常日頃一緒にいるからこそ「旦那がいること」が当たり前になりすぎてしまうことってあると思います。
そんな時って、ちょっとしたことでイライラしたりして、なんかケンカが多くなったりするんですよね。
でも、旦那と出会ったことも、今一緒にいることもいろんな偶然が重なってあること。
だからこそ、旦那の存在に感謝をしたいし、大切にしたいなと思うのです。
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私が普段心がけてる旦那への言葉です。
夫婦間で仲良くできるだけでなく、旦那さんがゴキゲンでお手伝いしてくれるかもです(笑)
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