こんにちは、2022年12月に日本→台湾に猫のお引越しをした、ぶる(@burublog)と申します。
前回の記事で、大まかに日本から台湾への引っ越しにあたり概要を紹介しました。
猫は、環境の変化に弱い生き物。
私の場合しっかり準備ができていなかったため、大切な飼い猫にいらないストレスを与えてしまいました(´;ω;`)
ストレスでご飯が食べられなくなり、最終的には入院も・・・。
金銭的にも約10万円がかかりましたし、なにより猫にとてもつらい思いをさせてしまいました・・。
当時は本当に気が気じゃなかったです・・・、本当に申し訳ない。
(今は元気に回復してくれています。)
皆さんの猫ちゃんには、こうなってほしくない!!
ということで、経験者が紹介する日本→台湾のお引っ越し時に、気を付けたい事3選を紹介します。
できるだけ事前に猫ちゃんのストレスになる原因を取り除いて、猫ちゃんの安全・健康に台湾での生活を送りましょう!
台湾で販売しているフードを確認&慣れさせる
台湾入国時に、日本からペットフードを持ち込むことはできません。
しかし、とてもありがたいことに、台湾では日本のペットフード(カリカリやレトルト)を比較的扱っています。
ただし、やはり種類は多くありません。
懐石や銀のスプーン、コンボなど、大手の商品が多少買える感じです。
そのため、今猫ちゃんが日本で好んで食べているペットフードが台湾でも入手できるかを確認しましょう。
確認方法は、ネットショップ蝦皮でできます。
(日本でいう、Amazonや楽天的な存在です。会社や個人の方が商品を販売しています。)
商品名を検索欄にいれて、検索してみてね。どんなものがあるか見てみたい方は「日本 猫 飼料」などと入れると、日本メーカーのカリカリ一覧を検索できるよ。
ちなみに、インターナショナルブランドのロイヤルカナンやサイエンスダイエットは店頭・オンラインショップどちらでも広く取り扱っています。
猫ちゃんが食べているペットフードがなければ、台湾でも販売しているブランドを入手し、渡航前に徐々に慣れさせるといいでしょう。
参考:台湾で買える、日本メーカーのキャットフード
参考までに、私の猫が実際に好んで食べている日本のキャットフードを紹介します。
懐石(ペットライン株式会社)
コンボ(日清ペットフード)
カニカマ(藤沢商事)
おやつは猫の気持ちをリラックスさせる、強力の武器!好きなおやつは確保してあげたいですね!
台湾で販売している猫砂を確認・慣れさせる
猫砂もフードと同じくとても大切!
猫は慣れていない砂だと、本当にトイレをしてくれません(´;ω;`)
しかも、日本ではポピュラーの紙砂の取り扱いが台湾では少なく、おから砂かガチ砂が主流です。
そのため、今紙の猫砂を使ってる猫ちゃんは、猫砂の変更か念のため台湾でも販売している猫砂を試してあげるとよさそうです。
猫砂メーカーの社長さんが言ってたんだけど、紙砂→砂に変えるのは比較的簡単だそうです。(人間は片付けるの大変だけどw)
参考:台湾でも購入できる紙の猫砂
デオサンド(ユニ・チャーム)
筆者の猫は台湾に来たてのとき、おから砂に挑戦しましたが失敗。紙砂に変えたら速攻おしっこしました笑
ほかにも、日本国内ではあまり出回ってないようなのですが、ココブルー(藤沢商事)という紙の猫砂をうちは使ってます。
万が一のために、台湾で見てもらう病院を探しておく
何度も言いますが
引っ越しは猫にとって、人間が思う以上に負担のかかるもの。
いくら健康な猫でも何時間も飛行機に乗り台湾へやってくるわけですから、体調を崩す可能性はゼロではありません。
万が一猫が体調を崩したとしても、家から近くて口コミも良い動物病院を探しておくと安心です。
ネットで口コミをみたり、SNSで意見を聞いてみるのもいいかも!
参考:台湾でオススメの動物病院
私が普段通っているのは、台中を中心に全国チェーン展開する「全國動物醫院」です。
・レントゲンやエコー、CTスキャンなど設備が充実
・台北、台中、台南に24H営業の支店あり
・猫、犬、心臓、皮膚などそれぞれ専門の先生がいる
・先生が動物に対して、しっかり向き合ってくれる(ように感じる)
・チェーン店なので、他の支店に行っても情報が共有されてる
台湾の友人からオススメされたこともあって、こちらの病院に通っています。
猫たちにもしっかり向き合ってくれる先生たち。
私がたどたどしい中国語で話しても、丁寧にわかるまで説明してくれる先生ばかりなのも、安心ポイントです。
しかも24H診てくれるっていうのが、心強い。
ちなみに、台中の24Hの支店はこちら。
スタッフさんによると、24Hの病院は比較的混むから、急ぎでなければ他の支店がオススメって言ってたよ。
参考:筆者の猫の場合
最後に台湾に来てから体調を崩してしまった、私の猫の様子を簡単に紹介します。
こんなこともあるんだな、という感じで見ていただければと思います。
1日目:台湾到着後、部屋のタンスに入り出てこない。しかし、ちゅーるは食べる。
2日目:水やご飯も食べる、トイレもOK。
1週間目:丸一日寝てるので、まだ慣れてないのかな?と思っていたけど、丸一日何も食べず。
病院に行って消化器官の炎症を抑える薬を打って、一瞬回復するがまた食べなくなる。
2,3日ほとんど何も食べられず、ちゅーるでさえも吐いてしまうので、緊急入院。
2週間目:3日間入院。はっきりとした原因がわからなかったため、血液検査、腹部エコー検査、レントゲン検査を全て実施。
エコー検査の結果、小腸がまるごと腫れていたのでおそらく、環境が変わったことによるストレス性胃腸炎と診断。
猫も入院が慣れず暴れまわっていたので、先生の判断で早めに退院。
その後、3週間毎日炎症を抑えるお薬を飲み、やっと回復。
入院中は栄養不足で毛もボサボサになり、外に出たいがために死ぬ気でそこら中ひっかくから爪もボロボロ、、見てるのがつらくて、本当にこっちがどうにかなってしまいそうでした(´;ω;`)
大切な猫に準備をしていれば避けられるはずのストレスを与えてしまい、罪悪感と後悔の気持ちでいっぱいでした。
しかも動物保険も入っていなかったので、入院費と連日の通院で費用は約10万円強かかりました・・・。
最後に
私の場合、日本→台湾への猫の引っ越しの情報がほとんどなく、すべて手探り状態でした。
家族同然の猫ちゃんに、私の猫のような思いは本当にしてほしくありません。
引っ越し前で大変だとは思いますが、ぜひ猫ちゃんのことも優先して日本にいる間にできることは、やってあげてください。
皆さんの猫ちゃんが無事、台湾に到着し生活できますように。
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